あの日を想って

先日は、あの日を想ってのイベントがありました。

”あの日”というのは、1996年1月17日のこと。阪神淡路大震災で大きく被災したこの地域。

あの時のことを語り継いでいきたい、という思いからこのイベントがあります。

地域のみなさまとも繋がれるイベントでしたが、コロナの影響で3年間は保育所行事での規模縮小開催でした。

久々の大きな餅つきと、炊き出しと、震災関連の掲示など…盛りだくさんのイベントとなりました。

餅つきも、”昔ながら”のやり方で、外にガスでお湯を沸かしせいろを使ってもち米を蒸すところから。

みんなでもちをついていく光景が戻ってきたことがうれしいな、と。

ついたおもちはみんなで丸めます。今年は醤油もちをその場でパクリ!

お昼には炊き出しも。震災の時に、炊き出しを振舞ってもらってとても心がほっとした、

とこんちゃんがお話してくれたことが印象的でした。

今年は卒園児の有志で、フランクルトを振舞ってくれました!売り上げの半分は能登半島地震の募金に。

子どもたちにも大人気で100本近く売れたそうです!!

普段なかなか食べられないα米の試食コーナーも。非常時の時に備えておきたい食品。でも、味が分からないと買いにくい…

「思ったよりおいしいです!」「こんな味なんだ~」など色んな感想いただきました。

在園児の手作りグッズ販売コーナーもありました!

最後は、恒例のはらっぱ紙芝居。はらっぱが出来てから現在に至るまでの事を

絵巻物紙芝居で、話をしてもらいながら見ました。

NVNAD(日本災害救援ボランティアネットワーク)という団体の活動紹介と共に、防災アニメを見たり、

はらっぱでの取り組みの紹介、澤村さんからのビデオレターを見ました。

NVNADは被災地の復興支援や。平常時には防災や減災に関わる活動を行っているnpo法人です。

先日の能登半島地震の救援活動行っているそうです。

毎年賑わっていた澤村さんのライブは今年もビデオレターということになりましたが、画面越しでも

みんなで声出して、笑って動いて、心温まる時間となりました。

皆さま、ご参加、たくさんのカンパも本当にありがとうございました。

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